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【レビュー】山崎 NA(ノンエイジ)を飲んで味わいを評価【日本らしい】

2022年11月17日

この記事では、最近ウイスキーにハマってきた筆者が山崎 NA(ノンエイジ)を実際に飲んでレビューしていきます。

まだまだ初心者なので複雑な何種類もの味や香りを識別することはできませんが、ウイスキーを飲みなれていない初心者の視点に立ったレビューができると思います。

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基本情報

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商品名山崎
生産地日本(大阪府)
蒸留所山崎蒸留所
種別シングルモルト
度数43%
ホワイトオーク樽
ワイン樽
ミズナラ樽
価格約12000円(2022年11月時点)

山崎は、日本を代表するシングルモルトウイスキーの1つで、サントリーが製造販売しています。

山崎 NA(ノンエイジと言って熟成年数の表記がないもの)は品評会での受賞歴がありませんが、上位ラインである「山崎12年」「山崎18年」「山崎25年」は世界的な品評会で多くの受賞歴があります。

山崎 NAも世界的に人気が凄まじく、山崎蒸留所での原酒の製造が追いついていないそうです。

そのため、定価で山崎を購入できることは稀で、希少性の高いジャパニーズウイスキーとなっています。

山崎蒸留所の特徴

山崎蒸留所の写真

山崎蒸留所は、サントリー創業者である鳥井信治郎によって日本で初めて設立された本格的なウイスキーの蒸留所です。

鳥井はこの場所を選ぶにあたって、日本名水百選の1つである「離宮の水」という良質な水があること、ウイスキー熟成に適した湿潤な気候であることの2点を重要視したと言います。

そんな山崎蒸留所の特徴は、多彩な原酒を作り分けているという点です。

仕込み槽で麦汁を作るまでは同じですが、その後の製造過程には様々な違いがあります。

山崎蒸留所の仕込み槽

まず、麦汁を発行させる過程で用いる発酵槽は木桶のものとステンレスのものを原酒ごとに使い分けています。

下記の写真にあるような木桶の発酵槽ではしっかりとした味わいが出やすいのに対し、ステンレス製の発酵槽では華やかさが出やすいそうです。

山崎蒸留所の発酵槽の写真
山崎蒸留所の木桶発酵槽

次に、山崎蒸留所ではもろみを蒸留する際に用いるポットスチルも形の異なるものを使い分けています。

まっすぐな形状のストレート型ポットスチルでは力強く重厚な原酒が、コブのあるような形状のバルジ型ポットスチルでは軽やかな原酒が生み出されると言われています。

山崎蒸留所のポットスチルの写真
山崎蒸留所のポットスチル

さらに、山崎蒸留所では熟成樽の種類も豊富です。

原酒の熟成には、ホワイトオーク樽、シェリー樽、ワイン樽、ミズナラ樽など非常に多くの種類の樽が使われています。

山崎蒸留所の貯蔵庫内の樽の写真
山崎蒸留所の貯蔵庫

鳥井は「日本人の繊細な味覚にあった、日本のウイスキーを作りたい」と考えていたようですが、その志が原酒を多様に作り分けるという製造工程に表れていると言えるでしょう。

そのようにして生み出された多様な原酒が、日本人の味覚にあうようにバッティング(混合)されています。

テイスティングレビュー

公式テイスティングノート

シングルモルトウイスキー山崎の公式テイスティングのイメージ画像
赤みがかった明るい琥珀色
香り苺、さくらんぼ
味わい蜂蜜、なめらかな口あたり、広がりを感じる甘み
余韻甘いバニラ、シナモン、綺麗で心地よい余韻
参考:https://www.suntory.co.jp/whisky/yamazaki/product/#productYamazaki

実際に飲んでレビュー

それでは実際に飲んでいきたいと思います。

山崎をテイスティンググラスに注いだ写真

  • 香り
    フルーティーで甘い香り
    ヒノキのような日本人に馴染みのある香木
    あとからわずかなバニラ感

  • 味わい
    甘さとわずかなビターさが主体
    あとにかけてスパイシーさが現れる
    アルコール刺激は少し感じる

  • 余韻
    ビターな余韻の中にスパイシーさを感じる
    樽感ももわずかに
    余韻にバニラ感は感じられなかった

  • 総評
    日本人が落ち着く香りのウイスキー
    甘さとビターさ、スパイシーさのバランスが良い
    スタンダードなウイスキーながらも日本らしさを感じ取れる優等生

個人的コメント

現在は山崎の価格高騰が激しく、NAでも12000円を超える場合もある。

さすがにそこまで払って手に入れたいというほどでもない。

定価で売られていたら買っても良いかもしれない。

ウイスキーの繊細な味わいがまだわからず、ワイン樽やミズナラ樽をうまく感じ取れなかったのが悲しい。

その他のラインナップ

山崎12年

公式テイスティングノート

琥珀色
香り熟した柿、桃、バニラ
味わい奥行きのある甘味、厚みのある味わい
余韻甘いバニラ、樽香、心地よく長い余韻
参考:https://www.suntory.co.jp/whisky/yamazaki/product/#productYamazaki12

熟成期間12年以上のホワイトオーク樽原酒、シェリー樽原酒、ミズナラ樽原酒を使用したウイスキー。

この山崎12年こそ、1984年にシングルモルトウイスキー山崎として初めて発売されたラインナップで、山崎シリーズの中でも代表的な1本であると言えるでしょう。

山崎 NAではワイン樽の使用が謳われていましたが、山崎12年ではワイン樽ではなくシェリー樽が使われているようです。

2022年11月現在の市場価格は2万円を超える程度で、山崎18年や25年に比べると手の届きやすいウイスキーだと思います。

山崎18年

公式テイスティングノート

赤みがかった琥珀色
香りレーズン、杏、チョコレート
味わい蜂蜜のような甘さ、甘酸っぱさ、スパイシー
余韻熟した果実香、甘酸っぱさ、長く深い余韻
参考:https://www.suntory.co.jp/whisky/yamazaki/product/#productYamazaki18

熟成期間18年以上のシェリー樽熟成原酒を中心にバッティングされたウイスキー。

公式サイトでは「圧倒的な熟成感を堪能できる逸品」であると言われており、その凄さは18年という数字からもうかがえます。

山崎蒸留所で1度飲んでみたのですが、濃厚さとともにタンニンのような樽由来の渋みを感じられるのは18年ならではだと思います。

山崎25年

公式テイスティングノート

明るい赤銅色
香り熟した果実、オレンジマーマレード、伽羅・香木
味わい濃厚な甘み、蜂蜜、かすかな薫香、ほろ苦さ
余韻甘酸っぱさ、香木、スパイシー
参考:https://www.suntory.co.jp/whisky/yamazaki/product/#productYamazaki25

年間の生産本数が千数百本という幻のウイスキー。

Amazonでの販売価格は200万円近くにもなり、ここまでくると樽を飲んでいるような気持ちになるのではないかと勝手に想像しています。

飲みたい。

レビューまとめ

この記事では、山崎 NAについての解説とレビューをしました。

レビューのまとめは以下のとおりです。

まとめ

  • 日本人が落ち着く香りのウイスキー
  • 甘さとビターさ、スパイシーさのバランスが良い
  • スタンダードなウイスキーながらも日本らしさを感じ取れる優等生

最後まで読んでくださりありがとうございました。

参考になりましたら幸いです。

今回紹介したウイスキー

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